山形県大蔵村:肘折温泉「ひじおりの灯」
すっかり寒くなってきました。紅葉も終わりつつ冬の支度を始める風景ですが、こちらは秋の入り口といった内容です。
(2020/09/19撮影)
毎年行われている肘折温泉「ひじおりの灯」に今年もまた見に行ってきました。温泉街に静かに灯る灯籠の風景がとても好きで毎年見に行っています。肘折温泉のイメージをそれぞれの作家さん方が膨らませて作成された灯籠を眺めるとずっと見ていることができ、いくら時間が合っても足りないです。
今回記事に取り上げた灯籠以外にも、まだいくつか灯籠はあるのですが、嫌いという訳では無く単にうまく撮れなかっただけですので誤解無きようお願いします。
省いたものもありながら、それでも写真は結構な数になり、あるものは現像しなおしたりと記事にするのに時間がかかってしまいました。私が感想を書くと語彙力が無くあまり感動が伝わらないので最小限のコメントにとどめたいと思います。少しでも写真で灯籠の美しさが伝わるといいのですが。
・旧肘折郵便局前
旧郵便局は正面から撮るといつもいまいちな感じになっていたのですが、今回は少しうまくいった気がします。(気のせいかも)しかし、灯籠の絵の書き込みすごいなと思い見とれてしまいます。
・松井旅館さん前
昔の肘折温泉を描いているでしょうか。みな幸せそうに温泉につかっているのがいいですね。
・三浦屋さん前
灯籠の暖かい雰囲気が肘折温泉街によくあいます。
・三春屋さん前
かわいらしい動物が花、草木とともに一緒に描かれて童話のようです。
・つたや金兵衛肘折ホテルさん前
肘折温泉周辺の自然でしょうか、優しい色使いで描かれています。
・大友屋旅館さん前
これは写真なのか写実的に描かれた絵なのか、ちょっとわからなかったのですが、とても鮮やかなで緑が印象的な風景です。
・大穀屋旅館さん前
赤を基調とした絵がとても目を引きます。少しコミカルな絵と思いました。
・若松屋さん前
灯籠の淡い模様がうまく写せなかったのが少し心残りです。力不足ですみません。
・丸屋旅館さん前
いつも入口のちょっとした庭木がとっても絵になります。灯籠は墨による絵なのかとても渋いです。
・カネヤマ商店さん前
熱烈歓迎がすぐ目に飛び込んできました。その言葉のように熱いイメージの灯籠です。
・加登屋旅館さん前
かわいらしいキツネさんと肘折温泉街の組み合わせをどうぞ。
・西本屋旅館さん前
モノトーンなのがかえって目立つ感じの灯籠です。
・木村屋旅館さん前
へびがなんかいい感じでかわいいです。へびが苦手な人にはちょっと厳しいかもしれませんが。
・亀屋旅館さん前
お相撲さんでしょうか。線画でシンプルなのですがポイントで赤が入っているので目立ちます。
・夜の肘折温泉街を歩く。灯籠がなくとも風情ある温泉街です。
という感じの今年の「ひじおりの灯」、いかがでしょうか。毎年思うことなのですが、本当に自分の目で見ていただきたいと思います。今年は大雨による被害があり、開催するのが大変だったと思います。早くの復旧を願うばかりです。そして新型コロナウイルスが収束し、多くの方にこの風景を気軽に見る日が来ることを祈っております。
おまけ1。肘折温泉へ向かう途中のそば畑。ピークは過ぎたものの一面に咲く花を見ることができました。そばの花は小さくてかわいらしいですが、一面に咲きほこるとそれは幻想的な世界となります。
おまけ2。肘折温泉にくると毎回食べてしまう、そば処寿屋さんのざぶとんとそばの組み合わせ。ただの油揚げに見えるのにこのおいしさの秘密はなんなのでしょうか。秘密がわからなくとも今後食べ続けるのは間違いないです。
おまけ3。羽賀だんご店さんの納豆もちも食わずにはいられません。甘めのタレが納豆ともちに絡んでとてもおいしいのです。もちもつきたてでふわふわです。今回は団子はいただきませんでしたが、団子も美味しいです。
というわけで肘折温泉の風景と食べ物を満喫しました。
昨年の「ひじおりの灯」の様子はこちらをご覧ください。