東北の風景写真練習帳

東北のあちこちの風景写真が主な内容です。

山形県大蔵村:肘折温泉「ひじおりの灯」(前編)

(2019/08/03撮影)
今回の記事は今までの記事の時系列を無視して、ちょっと前の8月にさかのぼります。

肘折温泉では夏の間「ひじおりの灯」という、肘折温泉街のあちこちで灯籠を照らすイベントを行っております。
この灯籠は色々な方がそれぞれの個性で作られており、灯籠そのものと温泉街を優しく照らす風景が好きで毎年見に行ってます。
新作灯籠展示が8/10からなので、この時はまだ新作を見ることができませんでしたが、それでも美しい灯籠と温泉街の風景を楽しみました。
予防線を張ってしまうのですが、私は灯籠や芸術的な知識がまるでありませんので、感想はおかしな所もあるかと思います。そんな駄文はスルーして写真だけを見ていただければ幸いです。

共同浴場の上の湯さん前の灯籠。青の灯籠がある方が男湯、橙の灯籠の方が女湯になってます。この2つの色がとてもいいバランスで照らされています。
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丸屋旅館さんの前。灯籠がモノトーンで渋く、周りの飾りとマッチして全体的にまとまった日本的な美しさがあります。
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三浦屋さんの入り口前では、色彩も鮮やかで明るい灯籠がお出迎えをしています。
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西本屋さんの灯籠は店の看板と合わせた金魚。とても夏らしい灯籠です。
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三春屋さんは和紙を張り合わせたようなカラフルな色使いの灯籠で華やかな感じです。P8032944

賀登屋さんの灯籠は落ち着いた色使い。しみじみとした雰囲気で、灯籠の下の花がかわいらしく照らされています。
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松井旅館さんの灯籠はモノクロで雪や太陽や星を表現。(私の解釈です。違うかもしれません)とても雪国らしさを感じる灯籠です。
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松屋さんの所は、照明、看板、飾りの花、入り口と灯籠のバランスがよく、ワンセットの作品なのではないかとも思ったりしてしまいます。
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旅館ではないのですが、肘折温泉街にある旧肘折郵便局にも灯籠は飾られています。レトロな建物に灯籠という風景で温泉街の雰囲気を盛り上げています。ここの灯籠は絵の描き込みがものすごく、細やかに描かれた絵をじっくり時間をかけて見て楽しみました。写真を拡大して見ていただきたいなと思います。実物を肉眼で見ることには敵わないですが。
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このほかにも多数の灯籠がありますが、私の写真の出来栄えがいまいちなこともあったりでブログに掲載しておりませんので、嫌いだというわけではございません。誤解無きようお願いするところです。

肘折温泉街の様子。この明るすぎず暗すぎずの街通りに灯籠がある風景がとても好きで、毎年見に行くことになります。
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ひじおりの灯とは関係ないのですが、肘折温泉街へアクセスする肘折希望大橋も、橋梁照明や橋自体の構造がとてもかっこいい橋だと思っています。夜の肘折温泉にはかかせない風景と勝手に思っています。

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このひじおりの灯を見た時には、そのまま肘折温泉に泊まることができなくて、新庄市に移動し宿泊しました。
肘折温泉へ行く途中、腹ごしらえの夜ごはんを大蔵村のねぎぼうずさんで天ぷらも板そばも美味しくいただきました。

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次の日仙台へ帰る途中、東根市の森久さんで板そばいただきました。天ぷらはおまけです。朝10:00に開店ですが、開店後1時間以内に店に入ると板そばは少しお安くなります。開店10分前に店へ行きましたがお客さんがそこそこ並んでいて、私と同じ目的の人が結構いました。

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2日連続でそばを食べていますが、山形のそばは飽きずに美味しく食べられます。山形はラーメンも美味しいので、なにを食べたらいいのか悩むところではあります。
ねぎぼうずさんはこちらです。

森久さんはこちらになります。

それで新作灯籠を見ていない!ということで、またもう一度肘折温泉へ向かうこととなるのですが、そのときの様子は後編へ続くこととして、この記事は終わりとします。

おまけ。肘折温泉に向かう途中の夕焼けが美しく印象的でした。

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