東北の風景写真練習帳

東北のあちこちの風景写真が主な内容です。

謹賀新年|岩手県花巻市:初日の出

明けましておめでとうございます。
昨年当ブログを見ていただいた方は本年もまたよろしくお願いいたします。
今年も細々とではありますが風景写真を撮り続け、1枚でも興味を引き出せる写真を紹介できれば幸いに思います。

今年元旦の朝、花巻市では雲が多く、初日の出は見られないかなと思い外にでたのですが、なんとか雲の隙間から太陽を見ることができました。
イギリス海岸での初日の出(ちょっと日が昇ってますが)の風景です。

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イギリス海岸に向かう途中、ちょうど日の出のタイミングになってしまいました。

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イギリス海岸はこちらになります。

宮城県仙台市:仙台トラストシティ イルミネーション

(2018/11/23撮影)
今年最後の更新です。色々とありましたが、ほぼ1年間細々と続けられました。
広大なネットワーク世界の辺境であるこのブログ、縁があって見ていただけた方ありがとうございます。今後もちょっとずつ続けていきたいので、見ていただければ幸いに思います。

ブログの記事はまだ12月に到達できていなくて11月の頃になりますが、風景的にはもう12月年末、クリスマス近くといった雰囲気です。
以前仙台トラストシティには周辺でキャンドルナイトを行ったときに見に行きました。
そのときの様子は過去の記事をご覧下さい。

shuji-yamakage.hatenablog.com

仙台トラストシティ近くを車で通るときにイルミネーションがとても綺麗なのを見ていたので、実際にちゃんと見て写真を撮ろうということで行きました。
この日は雨が若干降っており、路面が雨に濡れてイルミネーションの光を反射しているのが印象的でした。

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このトンネルでウエディングの入場を行ってました。そういう演出サービスもおこなっているようです。

PB235171 隣接するウェスティンホテル仙台のところにもイルミネーションが飾られています。
11月ですが雰囲気はほとんどクリスマスですね。

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おまけ。ホテルモントレ仙台のところも撮ってみました。ちょっと西洋風の建物が格好よくて、暗めの露出で撮るとますます西洋風味の雰囲気が増します。

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仙台トラストシティはこちらです。

テルモントレ仙台はこちらです。

それでは、良いお年を。



宮城県仙台市:勾当台公園、定禅寺通り

仙台市の中心部にある勾当台公園定禅寺通りは街の中でも緑が多く、秋は都市の中にある紅葉がとても印象的です。
11月にちょっとずつ撮りためた勾当台公園定禅寺通りの写真を時系列で紹介します。ちょっとづつ秋が深まっていく季節の変わり目が写真から感じ取ってもらえると嬉しく思います。

(2019/11/04撮影)
宮城県庁前の銀杏並木。だいぶ黄色くなってきました。

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勾当台公園の野外ステージ周りは赤や黄色、緑も残っていて色とりどりです。

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仙台市役所周りの木々も色づき始めてます。

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定禅寺通りの並木もちょっと赤みが入り始めた頃。木漏れ日が秋という感じです。

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(2019/11/17撮影)
11月中旬となり、さらに紅葉が進んだ勾当台公園。秋、というか冬の準備に入りつつあるといった風景です。

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定禅寺通りの並木道も、だいぶ紅葉が進んだ様子。

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 定禅寺通りの並木道が紅葉で美しく見えるのは夜だと思ってます。個人的に。

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(2019/11/23撮影)
光のページェントの電球を取り付けているところ、わざわざ見に行きました。工事用の投光器で照らされ、紅葉した葉がとても綺麗なのと、光のページェントも一足先に見られてちょっと得した気分になります。

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勾当台公園周辺はこちらになります。



福島県福島市:土湯温泉と吾妻山

(2019/10/02撮影)
福島県土湯温泉と吾妻山へ行ったときの様子です。この頃は紅葉も始まっておらず、まだ緑が濃い風景でした。
まずは、荒川から吾妻山をみた様子。荒川は「水質が最も良好な河川」に何度も選ばれている河川で、今年も選ばれています。

http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo04_hh_000102.html

荒川の水の透明感が写真で表現できていればいいのですが。

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荒川の上流に土湯温泉街があります。温泉街の中を荒川が流れています。

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温泉街のところどころに荒川へ近づける通路があり、川のせせらぎを感じながら散策できる所があります。この日は暖かい一日でしたので心地よく土湯温泉と荒川の風景を見ることができました。

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土湯温泉の東鴉川沿いには砂防堰堤とそれを利用した散策路と足湯があり、ちょっとした公園っぽくなっています。
東鴉川第一砂防堰堤砂防堰堤と言うよりは3段の滝みたいに見え、周りの風景になじんでいます。

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こちらは東鴉川第二砂防堰堤。上には吊り橋があります。吊り橋まで登ってみたら、ちょっと汗かいちゃいました。軽めの運動になります。

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吾妻山の噴火警戒レベルが今年令和元年6月17日にレベル1に引き下げられ、磐梯吾妻スカイラインの交通規制が解除されたので浄土平にも行ってきました。吾妻山はしばらく噴火警戒レベル2の状態が続き、浄土平まで行けなかったことから、今回久々に行ってみたのですが噴火警戒レベル1に下がったとはいえ、音を立てて噴気が上がっているのを見るとちょっと怖いです。

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吾妻小富士とその周辺。ちょっとだけ紅葉がはじまりつつある状況です。それにしてもこの時はいい天気で福島市街地も見えるいい眺めでした。時間がないので吾妻小富士まて歩いて行けなかったのが残念です。

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土湯温泉はこちらです。

吾妻山浄土平(吾妻小富士周辺)はここです。

宮城県加美町:やくらいガーデン

9月の頃の写真を12月に記事として投稿するのは季節外れもいいところなのですが、このブログの趣旨は自分のためのアーカイブというところもあるのでご容赦ください。
(2019/09/15撮影)
肘折温泉に泊まった次の日、仙台市に帰る途中に、やくらいガーデンに寄り道していきました。やくらいガーデンに行くのは今回が初めてで、前から行きたかった場所でした。
まず、入場して歩いて行くとハロウィンにあわせてなのか、木にカボチャみたいなものをぶら下げていました。この写真を撮ってたのは9/15なので、ハロウィンにはまだ早いのですが、イベントに向けて準備といったところでしょうか。

P9154789さらに歩いて行くと、協会周辺にはキバナコスモス(だと思います…)が一面に咲きほこっていました。この風景を見ただけでも満足してしまいそうになります。

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もっと教会の方へ歩き進めていくと、ふるるの丘とよばれる場所には花・花・花…。
ちょっと圧倒されてしまいました。
写真を撮っても撮っても撮りきれない広さでずっとシャッター切り続けてきりが無いと思いながらも夢中で汗をかきながらシャッターを切り続けました。
花の名前も全然わかってないので花の解説もできず、「広い」「綺麗」「すごい」というような単語しか出てこない語彙力が貧弱な私としてはこれ以上文章が書けないので、あとはひたすら写真を貼り続けます。

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私の貧弱な語彙力を写真で表現できていればいいのですが。
季節を変えてまた違う花が咲いている時期に再度撮りに来たいと思います。

やくらいガーデンはこちらになります。

やくらいガーデンの公式WEBサイトはこちらです。

http://yakurai-garden.com/


山形県大蔵村:肘折温泉「ひじおりの灯」(後編)

およそ2ヶ月近くぶりの更新となりました。しばらく台風第19号の災害対応にかかりきりだったのですが、少しだけ一段落したところですので、合間を見て記事を投稿することができました。まだまだ復旧に至っていない地区も残っており、今後も引き続き微力ながら対応、支援をしていきたいと思います。
今は台風第19号による災害の犠牲となった方々へ哀悼の意を表するとともに、一刻も早い復旧、復興を祈るばかりです。


(2019/09/14撮影)
前の記事から間が空きましたが、「ひじおりの灯」の後編を投稿します。写真を撮ってから約3ヶ月近くが経過し、忘却の彼方となった部分もありますが思い出しながら記事を書いています。また灯篭について私の勝手な解釈で記事を書いてますので、間違ってるところもあるかもしれませんがご容赦いただけたらと思います。
前編はこちらになります。

shuji-yamakage.hatenablog.com

丸屋旅館さんは入口がとてもきれいに花や木で飾られています。灯籠の方も渋めの色使いで星空を表現しており日本、といった雰囲気です。

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カネヤマ商店さんには2つの灯籠が飾られています。手前側の灯籠が新作になります。原色というわけでなく、彩度が抑えられた複雑な感じ色合いで、こけしを抱いている人が印象的に描かれ、とても暖かみを感じます。

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三浦屋さんの灯籠は、山の草木がピンクで描かれ、かわいらしい感じでありながら、それでも不思議と違和感なく夜の肘折温泉の風景に溶けこんでいます。

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大友屋さんの灯篭は肘折の春を現しているのでしょうか。全体的に春の生き生きとした草木の様子が描かれています。灯篭の横にある旗に書かれている、「Beautiful Villages」を表しているかのようです。

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亀屋さんのところの灯籠はシンプルな感じ、と思いきや近くでよく見ると細かな書き込みがされていて驚きました。

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大黒屋さんの所は灯籠の面ごとに色々な表情の顔が。肘折の雪と寒さを表しつつもユーモラスな表情と雰囲気です。

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賀登屋さんの灯籠は肘折の風景(地蔵倉ですかね)をビビッドな色使いの表現でインパクトあります。この日は夜市をしていて人通りが多かったのですが、そんな中でも目立っていました。

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松井旅館さんの灯籠は肘折温泉の昔の街並みを表しているのでしょうか。昭和の時代のレトロな雰囲気を表現してます。肘折温泉の街並みにとてもよく合います。

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さばね屋商店さんは店を閉めていましたが灯籠は店の中で点灯してました。美しい花とうさぎさんとオオカミ?!さん。オオカミさんは割とリアルっぽい描き方なんですがなんか愛嬌がありかわいらしい感じ。

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伝蔵さんの灯籠は空飛ぶ油揚げが!モノトーンなのにインパクトありました。

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肘折郵便局旧庁舎はプロジェクションマッピングを行ってました。レトロな建物にプロジェクションマッピング。斬新です。(プロジェクションマッピングの写真は失敗してしまいました…) 

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今回の宿でお世話になったゑびす屋さん。ここの灯籠は時間で色が変わります。

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ここで取り上げなかった灯篭もありますが、嫌いというわけでは無く、前の記事で紹介したものだったりとか、単に写真が失敗したりということですので、誤解ないようお願いするところです。

(ここから2019/09/15撮影) 
「ひじおりの灯」を楽しんだ翌日、肘折温泉街の朝。肘折温泉は朝市が有名なのですが寝坊したので、とっくに終わってしまっていました。

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肘折温泉に来たからには羽賀だんご店さんの納豆もちを食べにいかなければということで。店の前の銅山川と青空といった風景がすばらしいです。

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写真を撮った頃はまだ緑に包まれている肘折砂防堰堤砂防ダム)。羽賀だんご店さんに行くときは必ずこの風景を見てから行きます。ダムというより、風景になじんでいるので滝といった感じです。

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そんな風景を見ながらの納豆もち。いくらでも食べられそうと思ってしまいます。

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納豆もちだけでなく、寿屋さんのそばも食べにいきます。やはり両方とも食べたい気持ちは抑えられないのです。
銅山川と苦水川の合流点に寿屋さんはあります。こちらの風景も素晴らしい。

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ここはシンプルに盛りそばと「ざぶとん」をいただきました。「ざぶとん」は普通の油揚げなんですがこれがなぜか美味いのです。なにが他の油揚げと違うのかわからないのですが美味いことだけはわかるのです。

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というわけで、「ひじおりの灯」も楽しんだし、食事も楽しんだし、大満足の小旅行でした。

おまけ。大蔵村の美しい風景を。
四ヶ村の棚田。この頃はまだ少し青みが残る状態の稲でした。

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湯の台のそば畑。花は少し散り始めていましたが、それでも一面に咲くそばの花は美しく見応えがありました。

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今回の宿でお世話になったゑびす屋さんはこちらです。

山形県大蔵村:肘折温泉「ひじおりの灯」(前編)

(2019/08/03撮影)
今回の記事は今までの記事の時系列を無視して、ちょっと前の8月にさかのぼります。

肘折温泉では夏の間「ひじおりの灯」という、肘折温泉街のあちこちで灯籠を照らすイベントを行っております。
この灯籠は色々な方がそれぞれの個性で作られており、灯籠そのものと温泉街を優しく照らす風景が好きで毎年見に行ってます。
新作灯籠展示が8/10からなので、この時はまだ新作を見ることができませんでしたが、それでも美しい灯籠と温泉街の風景を楽しみました。
予防線を張ってしまうのですが、私は灯籠や芸術的な知識がまるでありませんので、感想はおかしな所もあるかと思います。そんな駄文はスルーして写真だけを見ていただければ幸いです。

共同浴場の上の湯さん前の灯籠。青の灯籠がある方が男湯、橙の灯籠の方が女湯になってます。この2つの色がとてもいいバランスで照らされています。
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丸屋旅館さんの前。灯籠がモノトーンで渋く、周りの飾りとマッチして全体的にまとまった日本的な美しさがあります。
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三浦屋さんの入り口前では、色彩も鮮やかで明るい灯籠がお出迎えをしています。
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西本屋さんの灯籠は店の看板と合わせた金魚。とても夏らしい灯籠です。
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三春屋さんは和紙を張り合わせたようなカラフルな色使いの灯籠で華やかな感じです。P8032944

賀登屋さんの灯籠は落ち着いた色使い。しみじみとした雰囲気で、灯籠の下の花がかわいらしく照らされています。
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松井旅館さんの灯籠はモノクロで雪や太陽や星を表現。(私の解釈です。違うかもしれません)とても雪国らしさを感じる灯籠です。
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松屋さんの所は、照明、看板、飾りの花、入り口と灯籠のバランスがよく、ワンセットの作品なのではないかとも思ったりしてしまいます。
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旅館ではないのですが、肘折温泉街にある旧肘折郵便局にも灯籠は飾られています。レトロな建物に灯籠という風景で温泉街の雰囲気を盛り上げています。ここの灯籠は絵の描き込みがものすごく、細やかに描かれた絵をじっくり時間をかけて見て楽しみました。写真を拡大して見ていただきたいなと思います。実物を肉眼で見ることには敵わないですが。
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このほかにも多数の灯籠がありますが、私の写真の出来栄えがいまいちなこともあったりでブログに掲載しておりませんので、嫌いだというわけではございません。誤解無きようお願いするところです。

肘折温泉街の様子。この明るすぎず暗すぎずの街通りに灯籠がある風景がとても好きで、毎年見に行くことになります。
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ひじおりの灯とは関係ないのですが、肘折温泉街へアクセスする肘折希望大橋も、橋梁照明や橋自体の構造がとてもかっこいい橋だと思っています。夜の肘折温泉にはかかせない風景と勝手に思っています。

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このひじおりの灯を見た時には、そのまま肘折温泉に泊まることができなくて、新庄市に移動し宿泊しました。
肘折温泉へ行く途中、腹ごしらえの夜ごはんを大蔵村のねぎぼうずさんで天ぷらも板そばも美味しくいただきました。

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次の日仙台へ帰る途中、東根市の森久さんで板そばいただきました。天ぷらはおまけです。朝10:00に開店ですが、開店後1時間以内に店に入ると板そばは少しお安くなります。開店10分前に店へ行きましたがお客さんがそこそこ並んでいて、私と同じ目的の人が結構いました。

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2日連続でそばを食べていますが、山形のそばは飽きずに美味しく食べられます。山形はラーメンも美味しいので、なにを食べたらいいのか悩むところではあります。
ねぎぼうずさんはこちらです。

森久さんはこちらになります。

それで新作灯籠を見ていない!ということで、またもう一度肘折温泉へ向かうこととなるのですが、そのときの様子は後編へ続くこととして、この記事は終わりとします。

おまけ。肘折温泉に向かう途中の夕焼けが美しく印象的でした。

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